あれは5月の11日、よく晴れた日曜日の夕方の出来事だった。
旦那がLOTO6を買いにイオンに出かけようとした時、近所の水路からけたたましい猫の鳴き声が聞こえてきたらしい。
家の溝から雨水を水路に流すための長い土管の真ん中で仔猫がうずくまってニーニー鳴いていたのだ。
近所の人や、犬の散歩をする人たちの話によると、前の晩からずっと鳴き声が聞こえていたらしい。つまり、約1日鳴き続けているということだ。
なんとかエサとか猫用ミルクで近くに来るように仕向けるが、この土管5mくらいあって全然届かない。旦那が水路に降り、私が反対側の溝から高枝切バサミ(2m)でガンガン音を立てて水路側に誘導したが、なかなか手が届くところまで来てくれないのだ。
そんなことを1時間くらいやってて、旦那がコーナンで虫網を買ってきた。簡単にひっかかって捕獲できた。
ちっさ!!!
手のひらサイズ。ねずみみたい。でも目は開いてるし、すごい動くのでとりあえずは大丈夫そう。そして小さなタマタマがついているので男の子のようです。
次の日、動物病院で見てもらったら、どうやら生後2週間くらいで、まだママのおっぱい飲んでいる時期なんだそうです。はぐれてしまったのかなあ。とりあえず私が責任持って育てることにしたんだけど、なんせ人間の赤ちゃんも育てたことがないのにどうすりゃいいんだ、これ。
とりあえず子猫用粉ミルクと哺乳瓶を買ってきて、4時間おきにミルクを与えるってことなんだけど、飲んでくれないので病院でいただいた注射器で飲ます。暴れてくれて全身ミルクでベトベト。何度か試行錯誤のすえ、ようやくコンスタントに飲んでくれるようになった。体はタオルで巻いてるけど、相変わらず顔はミルクでベトベト。爪も鋭くなってきて、私の手は穴だらけです。
そして排泄もこっちが施してやらないといけないんだけど、どうも私はへたくそで全然おしっこもうんこも出してくれない。旦那がやるとおしっこは出してくれる。
「ちんこの扱いが下手だな。」
と神妙に言われた…ちくしょう。うんこはタオルの上にベットリくっついていたので、いつの間にか自然排便してくれたみたい。
さきほどまた病院で見てもらったら、体重も増えていてすこぶる元気に成長しているそうなので、そんなに神経質になることもないみたいです。

ちなみに名前だけど、旦那が「土管でいいんじゃね?」とひどいことを言った。今までの猫は「パンダ(白と黒の柄だから)」「コパン(正式名称:子パンダ。パンダが連れてきた)」「クロ(黒いから)」「ほろろ(ほろろ〜と鳴くから)」「ニゴ(正式名称:子パンダ二号。白黒の柄)」「サンゴ(正式名称:子パンダ三号。白黒の柄)」「アシュラ(アシュラ男爵から。顔が左右非対称の柄だった)」とワケわからない名前ばかりなので(ちなみに「さくら」は旦那の母が名付け親)もうちょっとまともな名前にしてあげようと「コッペ」とかは?と、軌跡シリーズのにゃんこネームをいただこうと思ったんだけど、黒猫じゃないしコパンとややこしくなるので却下。結局旦那が「銀さん(銀魂の主人公から)にしよう。銀さーん。」と勝手につけてしまった。
過去、すごい仔猫がやってきて(ほぼパンダのせい)あれだけ餌付けしようと奮闘したけど、結局家にいついたのはコパンとほろろとクロだけでした。そのクロも家出して3ヶ月になろうとしてるし、ほろは相変わらず警戒心が強くて家に入ってこないので捕獲できないし、他の猫はどこかで元気に暮らしているんだろうか。ちなみにパンダはなんだかんだあって、義母が面倒を見てくれてます。
さて、このチビ銀さんとコパンですが、全然ダメです。コパンがシャーシャー言って威嚇ばかり。こんな小さい猫に対して何ムキになってるのさ。「コパンいい加減にしなさい」と言ったら顔に猫パンチ食らった。メガネかけててよかった。ま、そのうち慣れるだろう…と思っておこう。
それから、虫網どうしようね、これ。物置のこやしになってるんだけど。
わし「今年の夏はセミでも捕まえようか。」
旦那「セミよりもカブトムシだろう!」
このカブトムシ、実は我が家に今、幼虫が33匹います。去年の9月ごろ、旦那の会社の前にある花壇にメスのカブトムシの死骸と山盛りの土が捨てられていたそうで、「かわいそうだし」って幼虫を全部持って帰ってきやがったのです。とりあえず衣装ケースに腐葉土やらなんやらを敷き詰めて幼虫を育てていたのですが、先日腐葉土の総入れ替えを行ったところ、33匹全員無事にプリップリに育っておりました。もうすぐしたらサナギになって、夏には成虫になってくれるでしょう。さて、このうちオスは何匹くらいかな?5〜6匹だとふんでいるのですが。
あ、そうそう、結局銀さんを捕獲した日、旦那はLOTO6買えませんでした。次の日私が買いに行ったけどね。千円当たってたw